つぶやき館

アクセスカウンタ

zoom RSS 理想と目標を見失った日本人の心の隙間をついた喪黒福造=日本会議

<<   作成日時 : 2017/07/20 10:07   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 
画像
日本会議の言うような主張は何も今になって出てきたものでなく、戦後
すぐに神社本庁の基本方針に示されるような保守化、反動化の地下水脈
として存在してきたものだ。端的に言えば明治政府の創宗による国体観
、国家神道を絶対的な伝統と規定し、それに向かっての回帰の政治運動
が日本の右翼、保守運動であった。別に新しいものは何一ないが日本
会議という巨大右翼団体が形成されれJC、日本青年会議所なども動員
してに「目立たぬような」執拗な日常活動が続いている。

 結局、日本の右傾化とは何か?を考えれば戦後の理想を「行き着くとこ
ろまで行った」ためにその理想に飽いてしまい、理想事態を見失ってしまっ
他日本人の心の隙間を巧妙に従来存在してきた右翼運動が巧みにこれ
を突いた為に生じた社会現象と考えるべきだろう。

 戦争に明け暮れ、戦争自体がなんら国民生活を豊かにするどころか、
代用品ばかりの困窮した生活に転落したにも関わらず、戦争自体が目的
化した戦争国家となった日本のあまりに愚かな行き方に心底、閉口した
日本人が、平和を築いて経済を発展させ、生活を豊かにする、というコン
セプトのもと、必死で走り続け、戦後は脅威の経済成長を遂げた、日本だ
がそれも1990年ころの超バブル終息を境として、事実上、経済成長はほぼ
スケール的には終わったといえる。もう行き着くところまで行った、質的な変
化、多少の変化はあるにせよ、もう日本人の心を牽引した戦後の経済成長
は終焉した。

 人道主義を根底においた民主主義の理想の追求も退屈な政治の離散集
合ばかりで「冷戦の終焉」でソ連邦は解体した。

 「冷戦の終焉」で国内の社会主義政党が消滅したにちかい、政党政治の
情勢が激変した先進国は日本しかない、「冷戦が終焉」したからといって
西欧で社会民主党が消滅などしていない。相変わらずである。だが日本で
は、これを「社会主義は間違いである」という意図的なメディアの姿勢もあっ
て、日本人の思い込みとさえなった。戦後の理想の平和主義が社会主義、
広義の社会主義に基づくヒューマニズム、人道主義に基盤をおいていた
だけに、「社会主義は間違いと判明した」という思い込み、社会的扇動もあ
って、一挙に民主主義否定、人道主義否定、平和主義否定の右翼運動と
半ば連結してしまい、悪弊の民族差別感情に若者たちが生きがいを見出
すという歴史の生き止まりを呈してしまった。

 「心のスキマ、うずめます」とう喪黒福造の言葉は何も一個人に向けられ
るわけではない。日本人という一国の国民が求め続けた戦後の理想を見
失った心の迷い、心のスキマによる新たな何かを求めるという欲求、そこ
の戦後ずっと存在してきた明治の国家観、戦争国家への回帰への、行き場
をうしなった日本人が飛びついたのである。

 日本会議幹部の言う国民主権否定、民主主義否定、・・・・・明治の国体
観を絶対的伝統として回帰すべき国のあり方とする考えに、日本人は
心のスキマをうずめられたのであろうか?

 平和主義を憎み、ヒューマニズムを憎む若者が嫌韓で心のスキマを
本当にうずめられたのであろうか。陳腐なまでのカビの生えたような民
族差別に生きがいを見出す日本人はしょせんは、日本会議=喪黒福造
にあやつられる哀れな存在なのではないか。

 要するに日本人は何かを求めている、だが戦後の飽くなき理想追求も
経済成長の終焉で大きな柱が崩れてしまった、それは同時に戦後の理想
、平和主義、民主主義の否定に即つながったのである。ネオナチ的な反動
にわか者が惹かれる、・・・・あらたな理想追求を提示すべき政治が反動
勢力と一体化したのである。

 しょせん、人間とは多様なレベルで心のスキマによる空虚感、侘しさを
埋めようとして数々の愚行、誤った判断を繰り返す悲しむべき存在なの
である。

 心のすきまをうずめるものが戦前のファシズムだとは、・・・・・

 喪黒福造の気味の悪い高笑いが聞こえるようである。

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文
理想と目標を見失った日本人の心の隙間をついた喪黒福造=日本会議 つぶやき館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる