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zoom RSS 学校教育現場に浸透する「モラロジー研究所」(日本会議中枢)

<<   作成日時 : 2018/03/07 20:29   >>

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「モラロジー」という名称からも戦前から「道徳科学」とそれを称しているが、現在
は公益財団法人であり、さらに日本会議の中枢でもある。右翼系大学の「麗澤大
学」(付属高校をなどを有する)を経営している。麗澤大学の教授には安倍晋三の
ブレインとされる右翼論客もまたいる。

 「モラロジー」道徳科学という意味らしく、さらに「修養団体」と見なされてはきた。
だが釈迦、孔子、キリストと並び、というか現在は最高の存在を「天照大神」を最高
道徳として「万世一系」の日本皇室の永続性や、「歴代天皇の御聖徳」重要視して
いる。かっては世界の多くの聖人が視野にはいっていたが、今や、国家神道の信
奉じる大遺体であり、日本会議の中枢的な存在である。その主張は実質、神社本
庁、神道政治連盟のそれと実質全く同じと言って過言ではない。

 そのモラロジー研究所が現実の教育現場にひたひたと浸透している。「道徳科学
」がいつから国家神道に変わったのかと怪訝に感じるだろうが、育鵬社という皇国
史観に基づく右翼的教科書を出している会社があるが、これもモラロジーの仕業で
ある。これは特に大阪ではびこっており、大阪が全国の右傾化のメッカと言われる
くらいだから、大阪でもモラロジーの教育界への浸潤ぶりはまた際立っている。

 「週刊金曜日」によればだが、大阪市の公立学校の教員をしているAさん、
「職員室」掲示板に「道徳教育の新たな充実を目指して」というテーマの「第54回
教育者研究会」の「案内」が貼られていたという。2017年5月のこと。後援は文部
科学省、大阪市教育委員会、さらに大阪市であった。で「主催団体」が育鵬社、また
日本会議の「モラロジー研究所」、即座にあの日本会議のモラロジー研究所と気づ
いて、このような団体が主主催のもの文科省、大阪市などがあげて後援とは、と
疑問をいだいたそうである。が、育鵬社がモラロジー研究所の産物であることを
思えば、Aさんの認識もやや甘いともいえるだろう。

 モラロジー研究所の廣池幹堂理事長は、日本会議の代表委員である。日本会
議のサイトでは「我が国が国家としての体をなしていない」と放言し、、その根本
原因は「現行憲法にある」と咆哮している。日本の右翼のお決まりのパターンであ
るが。その日本の右翼の宗教と言える「全ては現行憲法のせい」という独断をそこ
で廣池理事長はまくしたてている。
 
 また廣池理事長は、安倍晋三首相や自民党が各地で採択を求めている育鵬社
の中学用歴史・公民教科書の共同事業者である右翼系団体「日本教育再生機構
」の顧問でもある。この「機構」の八木秀次理事長はモラロジーが経営する廣池学
園の麗澤大学の教授に就任している。

 モラロジーは2017年の「教育者研究会」は「教員同士が道徳の教科化に向けた
課題を共有し、・・・・道徳的な生き方とは何かを学ぶ」という趣旨で全国90箇所
でこれを開催、大阪府では12箇所、大阪市では5会場となっている。そこには市
教育部長、教育監が来賓挨拶を行い、公立中学の校長らも挨拶している。

 モラロジー研究所は日本会議の中のまさに中枢的で最も尖鋭な右翼団体であ
る。その活動はまた活発であり、教育界への浸潤ぶりは目に余るものがある。
 
 Aさんは市教委に「特定の教科書の作成、採択運動に直接関わる団体の研究会
を大阪市および大阪市教育委員会が後援することは行政の中立性を放棄するも
のである」との文書を市教委などに提出した。

 市教委は後援はモラロジー側からの要請があったためと認めながら、「学校教育
の充実、発展に資するものと認められる事業等に対しては、特定政党の利害、宗
教、または営利を目的としない場合、広く後援名義の使用を承認している」として
要求を拒否した。

 現実に大阪市、大阪府とモラロジーとの癒着の歴史は長い、だが何も大阪に限っ
た話ではないのである。モラロジーの発表では2016年の「第53回教育者研究会
」には全国の83箇所の会場に「教職員、保護者、教育委員会関係者」ら7630人が
参加したという。さらに文科省のみならず14県区市町村と408もの「各地教育委員
会」が後援したという。

 モラロジーと麗澤大学が掲げる改憲、歴史修正主義、国家主義的な道徳教育
推進と言った課題で全国にネットワークが組まれた運動体となっていることは確か
である。

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