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zoom RSS 「アルルの女」はどこにいる?

<<   作成日時 : 2018/03/02 11:53   >>

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 「アルルの女」はドーデの「風車小屋だより」と独立した戯曲「アルルの女」とが
ある。交響曲?にもなっているし舞台化も多い、日本でも宝塚での歴代公演数は
何度も公演されており、非常に多い。戦前から葦原邦子、園井恵子、桜緋紗子など
主演の「アルルの女」が名高いが、これについては2014年「宝塚 アルルの女」で
記事化している。

 でその概略、前回の記事から転載だけど

 「✱アルルの女  概説

  南仏のカマルグの農村では、聖エロアの祭りを前に村の人たちは朝から踊り狂
っている。だがこのざわめきの中、農家のカストウレの庭では老主人・フランセ・ママ
イと羊飼の預言者バルタザアルが何やら暗い陰気な顔で話し合っていた。

 フランセの孫のフレデリーは父親を早く失い、フランセと母親のローズ・ママイに
育てられた好青年だったが、数か月前、アルルの町で偶然見かけた女にすっかり
惚れ込んでしまい、何も手につかない状態。それをフランせは心配していた。

 預言者ノバルタザアルはすれっからしが多いアルルの女より、毎年刈り入れの
時季に手伝いに来るヴィヴィエットの方がいいと言う。フランセのはもう一人、ジャネ
という知恵おくれの孫がいるが、そのジャネが最近、妙に智慧づいてきたのがバル
タザアルはこの家に何か不幸の起こる前兆であると予言した。

 フレデリーはアルルの女との話を決めるためアルル在住の叔父マルクを呼びに
行っていた。母親のローズは可愛い息子のためにアルルの女との結婚話を進展
させようとしていて、手伝いに来ていたヴィヴィエットにも話していた。秘かにフレデ
リーを愛していたヴィヴィエットは失望した。その寂しさを理解していたのはバルタ
ザアルとジャネだけであった。

 やがてフレデリーはマルクを連れて有頂天で帰ってきた。マルクが仲人になっ
てアルルの女の承諾を得た、というのだ.
 人々が婚約を祝う楽しい夕餉を始めた時、カストウレ家の前に一人の若者が
訪ねてきた。フランセが応対しるとミチフィオと名乗って、二年前からアルルの女
と同棲していること、結婚する約束を女が書いた文書を見せた。

 フランセはフレデリーの心中を察して困り果てるが、気位の高いふれでりーが
この手紙を読めば結婚を断念するだろう、と思った。そこでその手紙をフレデリー
に見せようと預かり、祭りの晩にミチフィオに返す約束をして帰した。

 フレデリーはアルルの女の不実を知って諦めようとするが、悲しみは増すばり。
ローズはフレデリーの懊悩を知って不安に思い、ヴィヴィエットの愛情で癒そうと
考えたがフレデリーには意味がなかった。

 苦しみの裡に聖アロア祭が始まった。ローズは何とかしてアルルの女を嫁に
迎えようとするがフレデリーは家の名誉のためフランセが認めないだろうと思い、
ヴィヴィエットと結婚することを祖父に誓った。

 喜びに打ち震えるヴィヴィエットの前、カストウレ家の人々は安堵と喜びで二人
を祝福するが、おりから、フランセのところに手紙を返しにもらいに来たミチフィオ
を見てフレデリーは逆上し、ミチフィオを殺害しようとし、かえって恐怖で我を忘れ
たミフィチオのためにフレデリーは若い命を失った。」

  ここに描かれているのは恋愛悲劇である。まあ、今更説明の不要はないほど
の有名な戯曲である、「風車小屋だより」では超短編。「風車小屋だより」の中に
「詩人ミストラル」ってある。そのミストラル「プ、これロヴァンスの少女」(岩波文庫)
ミストラルはプロヴァンス語復興、プロヴァンスの伝統文化の継承に努力した。
で「風車小屋だより」に「詩人ミストラル」があるくらいだから二人に交流はあった?
ミストラルは1904年ノーベル文学賞を受賞、その賞金を元手にアルル民俗博物館
(ムセオン・アルラーテン)を創設している。

 ある方がのこアルルの民俗博物館を訪問したら、・・・・・

 ・・・・・・「アルルの女」には実際にアルルの女は登場しませんね。

 ・・・ああ、そういえばそうですね、話のなかに話題で出るけれど、本人は登場し
ませんね。・・・・・だからフランスでは、話題だけで実態がないことをいうとき「アル
ルの女」というんですよ。微妙な言い回しですけどね。

 だがアルルには「アルルの女」が溢れていたという。ドーデの「隠し」の手法が
余計に「アルルの女」への関心を高めている、のかも。

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「アルルの女」はどこにいる? つぶやき館/BIGLOBEウェブリブログ
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