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zoom RSS 日本社会の露骨な差別と陰にこもる差別の二面性

<<   作成日時 : 2017/09/25 12:22   >>

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 冷戦終結後、日本の右翼は反共というより最も生の形での民族差別、特に
近隣の民族への差別、排外主義に落ちいているのは周知の事実。フィリッピン
の不法滞在母子に最近のネトウヨ的右翼が押しかけて「日本から出て行け」と
攻撃を加えたなどの事例では、従来の右翼が「民族差別であんまりひどい」と
顔をしかめたという話もある。

 日本は社会構造上、数多くのレベルで差別が根強く、国連が日本に度々、差
別を助長する、放置することに警告、勧告を発しているが日本政府は黙殺し、
保守メディアの読売、産経などは「国連は日本を誤解して言いがかりをつけてい
る」と実態としての差別が事実無根とでもいいたげである。もちろん、そのような
はずはない。

 ある意味日本は差別の百貨店と称される国、国民性である。これは日本人
としてつ常に自戒すべきである。もちろん外国でも差別は根強い。白人国家に
おけるアジア人蔑視、白人至上主義は深い病根であり、収まり気配はない。だ
からといって日本社会の差別構造が容認されるわけではない。

 露骨な差別は韓国、朝鮮人差別であり、在特会など近年の右翼運動の根底
に存在するネオナチ的なファシズムである。

 だが同時に日本には表に出にくい淫靡な差別も存在する。

 ★オスマン・ユーラ・サンコン氏の日本への率直な批判

 オスマン・サンコンさんは人気の外タレであったが、彼がソルボンヌ大学に国費
留学までさせてもらった、ギニア共和国のれっきとした外交官であったと知る人
は意外に多くはないかもしれない。そもそもギニア共和国の駐日大使館開設に
関わっているのである。そのご、外交的配慮もあって親密度を増すため日本の
テレビ番組のオーディションを受けたわけである。

 サンコンさんの著書「大地の教え」は故郷のギニア、イスラム教徒国家の家族、
その精神生活、自然観、さらには人生観も綴っている。日本語でかかれている。
この中でサンコンさんは日本社会に潜む差別を厳しく批判している。

 アフリカの黒人ならあの「ニカウ」みたいな原始生活を送っているという程度
の日本人の遅れた差別的認識である。


   
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 サンコンさんはこう語る。

 「日本社会には感覚的、皮相な差別感情が多い。大一文化に多様性がない、
多様性を認めようとしない、島国根性的な排除の論理こそが正当な考えだ、と
いう偏狭さがまかり通っている」

 「いいことじゃないが、差別もオープンにしてしまえば、そこで喧嘩や諍いが
起こり、反省する機会も生まれるのではないか。だが内に溜め込んでしまえば
差別はさらに陰湿化する」、「日本では内に溜め込んだ差別感情がすっきり表
にdせないことが、さらに差別感情を増幅している」

 この考えはたしかに一面正当でも、ではおおっぴらに民族差別、部落差別、
障害者差別を行えば反省する機会も生まれる、・・・・とはいい難いと思う。
ただ日本社会の差別のある特質を突いていることは事実である。

 日本人は当然、全く異質な黒人への差別感情な根強い。肌の黒差こそが即
差別、排斥につながるのである。

 サンコンさん自身が黒人故に日本でレストランへの入店を断られたという
苦い経験を持つ。サンコンさんを暗闇の中で探す、などいうテレビ番組への
出演もある。「闇夜のサンコン探し」に敢えて出演した心情をこう述べている。

 「僕はスタジオでゲームに興じてみせたんだ。そうでも日本社会に受け入れ
てもらえないからだった。でも本音は『僕は僕で、日本社会を認めるから、日本
社会も黒い人間も人間として認めろ』でした。単に権利の主張でなく互いに人
間として認め合おう、ということだったんです」

 この「互いに人間として認め合う」ことが実は日本人には難しい。同じ日本
人でも被差別部落民を内心、人間として認めていない、ただ異民族と違って
おおっぴらに差別を口に出来にくい、だけである。

 差別の殿堂、日本社会には陰と陽の差別が続いているわけである。

 

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