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zoom RSS 高齢者は賃貸を借りられない、という深刻すぎる問題

<<   作成日時 : 2017/09/23 18:36   >>

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  いくら評論家が「住宅ローンなどはリクスだから賃貸でいい」と高説を垂れようとも
この日本では高齢期になっての住宅確保を考えれば、いかに狭くみすぼらしくていい
から必ず持ち家を確保しておくべきである。だがへ現実それは極めて困難なケースが
多いと言わざるを得ず、今後、ますます高齢者の住居の問題は社会問題化する、

  
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 別に高齢者に限らずとも、日本はとにかく、住むところ、住宅問題で困り果てている
人はとにかく多い。誰で持ち家、というなら話は簡単だ。だが今は制度は整っていると
はいえ、誰でも住宅ローンが組めるわけでもなく、ある程度の年代以上の人は現在
のように住宅ローン制度も整っておらず、持ち家など夢の彼方でずっと賃貸という人
も多い。まして現在でもその条件から外れている人は多く、持ち家政策をあたかも推
進しているようなこの日本では現実、自己所有の家がモテない人は多い。

 昔、岩波新書で「住宅貧乏物語」という本があった。この本が持ち家政策を批判し
、安心充実の公営賃貸の増加を主張しているかのようだ。一理はあるが全面的に
正しいとはいえない。しょせん、この日本は社会主義と資本主義の混在を官僚が統
制するのが基本であるからだ。

 ともかくこれからは高齢者で賃貸入居が困難な、いわば高齢住宅難民が必ず増
加する。民間賃貸は高齢者入居を著しく嫌う。私もささやかなコーポを所有している
が管理、入居を任せている東建もはなから高齢者は相手にしない。単身高齢者は
超嫌われるが、夫婦でもいずれは必ず単身となるからやはり同様である。孤独死
されたら自殺ほどではないが事故物件となる。それだけが高齢入居がきらわれる
理由かといえば、収入に不安があり、家賃滞納の心配、すぐに死なないまでも病気
で寝込むことが多く、いわば病臭がこびりつく、イメージの低下、いざという時の身寄
りがいないことが多い、子供も離れていることが多い、保証人の不安、回転が悪くな
る、火事などの事故を起こしやすいと見なされる、など理由というか理由になりにくい
理由も数多い。

 仮に子供が契約者になっても現実、問題は誰が住むかであり、住むわけでもない
子供名義の契約自体、歓迎されないし違法となる。住むという条件なら。

 現実、低収入の高齢者が入る賃貸は老朽化したアパートが多く、入居できてそれ
で安心とは到底いかない、そのうち建て替えなどで取り壊しで立ち退きを迫られる
ことも多い。

 お金に不自由がないなら高齢者向け介護サービス付き住宅もあり得る。快適と
も言い難いにせよ、お金に不安がないなら単なる賃貸に比べ、当然入居は圧倒
的に有利といえるが。毎月の家賃だけに収まらない経費は高額であり、お金があ
っても不安がないとはいえない。また高齢者ばかりの住宅で顔を互いに突き合わ
せて生活もある意味、地獄という。

 いずれ老人ホームにいくから、といって家を持たない高齢者はじつは多い。だが
老人ホームの実態を考えると、決して好ましい生活環境ではない。それほど余裕
がもしあるなら、なぜ早めに持ち家を持つ決断がつかなかったのか?である。

 現在の段階でさえ高齢化率は27%を超えている、実質もう3割というべきである
。何歳から賃貸アパート、コーポ、マンションに入りにくくなるかといえば、地域性
もあるがほぼ全国的に60歳過ぎたら、胡散臭く見られ、入居は楽でなくなる。

 住宅ローンは結局損だ、賃貸でいい、という経済評論家は多い。だが日本のこの
ような住宅事情を考えればそのような経済理論では上手くことが運ばないのである


   もちろん悪くない勤務先で正規雇用なら住宅ローンは組める可能性は高い
、だが全額ローンで貸してくれる道理はない。半分程度と見ていい、その分を用意
でみて、ローンを長く払い続けられるかといえば、たしかにリスクはリスクである。
だが日本の現状は「一生賃貸でいい」は通用しない世界であることも明白だ。

 だが現実は非正規雇用が多い、住宅ローンは願えども組めない人は多い、一括
で払えるほど利益のあるビジネスに携わっている人は例外である。結果は賃貸に
入るしかない人が主流でさえある。

 「住宅貧乏物語」は左翼的観点か持ち家制度を批判的に述べた本だろうが、現実
は持ち家でなくとも国民が安心して一生賃貸に住めるほど日本は甘くはない。公営
住宅の充実は期待できにくい。

 高齢化社会はまず生活難民であり、その基本は住宅難民である。荒唐無稽なバ
ックラッシュに夢中の政権であるが、足元を見ると日本国民の生活は何流国か、
というレベルの低さである。

 別に高齢ではなくとも、安易な離婚による持ち家退去、は深刻な住宅難民化する
危険性が高い。親族であったことだが50代後半の夫婦、夫が離婚して持ち家を出た
。子供と妻はそのままである。失業と孤独、アパートにひとり暮らし、死後何ヶ月もた
って孤独死が発見された。高齢化、家族の問題、住宅難民化は誰にでも降りかかる
ものである。将来的に。高齢化社会ならなおさらである。

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