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zoom RSS 大逆事件の紀州・新宮グループの名誉回復、顕彰運動

<<   作成日時 : 2017/08/03 10:44   >>

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 本宮町「大逆事件」犠牲者の名誉回復を実現する会、2003年1月27日、
第一回発起人会開催、

          趣意書

 「大空のタコや故山の子思ふ」

 これは1911年(明治44年)1月2日に東京監獄で、成石平四郎(28才)が一
人娘の意知子を思い読んだ句である。また母の於里乃に宛てた手紙に
「行く先を海とさだめししづくかな」との辞世の句が記されていた。

 1910年(明治43年)、本宮町請川町出身の成石平四郎は、明治天皇暗殺
計画に加わったとして、事件の首謀者に祭り上げられた幸徳秋水を始め、
紀州グループの中心人物とされた大石誠之介ら1名とともに、1911年1月
24日刑死したのであります。

 しかし、今日では、この明治のいわゆる「大逆事件」は時の国家によって
捏造されたものであることがはっきりしており、全くの犠牲者であります。さ
らに悲惨なことには平四郎の兄の勘三郎までもが一味に加わっていたとし
て、死刑の宣告を受けましたが、天皇の思し召しとして無期懲役に減刑され
、明治・大正・昭和の18年間、獄中での過酷な生活を余儀なくされました。
仮釈放となって故郷に帰りまいsたが、わずか一年余りで亡くなりました。享
年50歳。

  「生き別れ弟死刑われ終身  長崎さして涙を呑みぬ」

  「有る罪を償ふ事は怖れねど  無い罪迄も負ふぞかなしき」

 兄、勘三郎は獄中での苦悩の日々と、信仰に,目覚め心の平安を得るに
至った経緯など、写経序言の中に書き記していますが、「大逆事件」に連座
させられた多くの犠牲者が無実の罪に命を奪われ、悲惨な獄中生活を強い
られたことを思うと、90余年を経過した今日、国に対して再審の道は閉ざさ
れたとはいえ、これらの方々の名誉を回復することは、人権の世紀と言われ
る21世紀を迎えた今、私たちに課せられた問題であると思います。幸い、新
宮市に於いては去る2001年9月21日、市議会にて「大逆事件」紀州・新宮グ
ループ6名の名誉回復宣言が決議されました。これは土佐中村市議会にお
ける幸徳秋水の名誉回復に続くものであります。成石勘三郎・平四郎兄弟
もこの六名のうちでありますが、二人の出身地である当本宮町においても
明確に両人の名誉を回復し顕彰するために、ここに本宮町「大逆事件」犠
牲者の名誉回復を実現する会を結成し、多くの方のご賛同を願うものであ
ります。

                      2003年1月

                本宮町「大逆事件」犠牲者の名誉を実現する会

  2003年3月7日、結成総会を開催、。出席者76名、本会が欲発足する。
終了後、記念公講演を行う。講師は池田千尋先生、演題は「大逆事件と
石川啄木」

 2004年11月11日、本宮町議会定例議会において以下の宣言が決議され
た。

                宣言

   成石勘三郎・同平四郎兄弟を始め、大石誠之助・高木顕明、‥峯尾
節堂・崎久保誓一の「紀州・新宮グループ」の六名は今から94年前「大逆
事件」に連座し、翌年一月死刑と無期懲役に処せられた。

 しかし戦後、事件の真相究明が本格的に進められ、事件の真相が次第
に明らかにされてきた。この事件は、時の政府が国策として、社会主義な
どを厳しく弾圧するために仕組まれた架空の事件であり、六名の犠牲者は
、冤罪により処罰された無辜の民であった。

 彼らは、近代日本黎明期に、ここ紀南の地において、進取の気風・自由
・平等・博愛の精神の実践に命を捧げた郷里の先覚者であった。

 いま、わが町は、暗黒の闇に眠る成石兄弟をはじめ、紀南の先覚者たち
の名誉を回復し、顕彰することを宣言する。

 2005年5月26日  第三回総会開催

 2006年3月28日  紀州・新宮グループの犠牲者の墓参兼事績探訪

 2006年5月26日  第四回総会

 2006年7月4日   「成石勘三郎・平四郎兄弟の墓」案内板が完成

 2007年1月25日 「大逆事件啓発資料」杉中浩一郎著「成石平四郎の生
           涯」刊行

 2008年1月20日  新宮市顕彰会と合同にて「紀州・新宮グループ」六名
            の合同墓参を実施。約40名が参加。

 2010年1月24日、祐川寺にて「大逆事件」犠牲者百回忌追悼法要実施。
           新宮の顕彰会と本宮の実現する会の共催にて、約80名
           が参加。来賓として新宮・田辺両市長ろ両市議会議長が
           それぞれ追悼を述べる。

  
  百回忌追悼法要の模様

 
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  新宮の大石誠之助の墓参をする参加者

 
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               参考文献  丹羽達宗  彷書月刊201年4月号

  

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