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zoom RSS 「野菊の墓」伊藤左千夫は「初恋」嵯峨の屋お室の盗作か?

<<   作成日時 : 2017/04/26 10:42   >>

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 もうこの年齢になるとあくせく働く必要もない。サラリーマン、特に公務員
のかたはもう同期の方はずっと前に退職、悠々自適、もう自営業でもあく
せく働くことはない。人生は90年、100年の時代といってなにもそんなに生
きる必要はない。75歳で十分すぎる。今となってはもう大きな買い物もする
必要はない。新車も買う必要はない。家も、さらにそれ以上の資産もるし、
子供の成長を見守るのみ、これが残された仕事だが、このファッショ化進む
ご時世は気になるところである。いつまでも自由闊達で平和な日本であって
ほしい。

 私は常々「恋愛体験は一度もない」、「女性を好きになったことはない」と
はいうものの、実は例外的な体験がある。それは神戸大学の頃、他学部
の、凌霜以外の学部のある女子学生、だれも知らない話。

 ところで伊藤左千夫」に「野菊の墓」ってある。だがこれは少しだけ前の
作家、嵯峨の屋御室の「初恋」そのままなのである。いわば盗作である。
だが嵯峨の屋御室の「初恋」は誰も知らず、「野菊の墓」ばかりである。
「初恋」は1889年、「野菊の墓」は1906年だから当然、真似たのは伊藤左千
夫である。

 では嵯峨の屋御室の初恋のストーリーは、江戸時代末期の時代設定で
ある。

 私のブログからのコピペである。

 「初恋」嵯峨の屋御室 1889

 もう老境の一人の男性の回顧である。

 思い起こせば50年の昔、と老人が初恋を語り出す。

 時は幕末、利根川べりのある城下、秀さんと呼ばれていた武士の息子
の話である。

 四月半ば、江戸の叔父がその娘を連れて一週間ほど遊びに来た。非番
であった。少年は母から従姉のお雪という少女の話を聞いていて姉とともに
迎えた。その従姉は美しく少年は一目で惚れ込んでしまった。

 少年はその従姉に武芸や育てた花を見せ、お雪は少年に鶴や三宝の
折り紙を作ってあげた。
 短い滞在は瞬く間に過ぎ、お別れということで皆でわらび採りに出かけた。
そこで少年と従姉は皆とはぐれてしまった。ともにその時の苦しみを共有す
ることが出来て少年は歓喜した。

 だがその時、滞在中に従姉は縁談が成立し、秋には古河に嫁ぐことにな
ったことを知らされ、少年は愕然とし、悲しみに沈む。しかし再会を誓って
分かれた。

 しかし従姉は嫁いで後。産後の肥立ちが悪く、若くして他界した。折り紙
だけが形見として残った。それを見て少年は涙にくれるだけだった。


 【考察】

 時代、場所を少し移せば、そっくり「野菊の墓」になってしまう。「野菊の墓」
が実は半ば、盗作であったことは事実である。題名は同じ作者の「野末の菊」
をもじっている。

 この時代らしからぬ、年長の美しい従姉への少年の思慕、それを老境に
達して回顧するという甘く清純な内容である。


 、・・・・・・とまあ、そういうわけなのだが、「初恋」の内容は時代を超
えた普遍性を持っている。人も心に染み入る抒情性に満ちていて、
ブロークンハートの心情、しかもすっかり老境に達したといえる男性
の切々たる懐古となっている。

 で、私の場合である、恋愛の成就には家庭も大切である。つきあい
が進めば自宅に招待くらいできなければ、神戸大学時代の話、まわり
の男子学生の家庭はどこもしっかりしていた。

 で、生まれて家には不遇を極め、散々泣かされつづけたが、神戸大
二年の年末くらい、やっと残った土地に母が半分ほど金を出し、長男
の住宅ローンで新築した。「やっと一家の安住の地?」でも私は帰って
最初の日、「お前の家じゃない、長男の結婚のための家だ、私は同居
出来る。お前は邪魔だ。帰ってくるな」

 全て事実である。以後、実家なしの状態は不変。家庭の不遇は恋愛
にも暗い影を落とした。車を買ってもらって自在につきあう周りの男子
学生との落差は顕著だっった。いつしか彼女も離れていった。もう40年
ちかく前、・・・・前にも後にも一度きりの恋愛感情、体験、懐古する心情
は「初恋」と同じ。

  
  
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「野菊の墓」伊藤左千夫は「初恋」嵯峨の屋お室の盗作か? つぶやき館/BIGLOBEウェブリブログ
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